英語のword count、どこを見ればいい?
35語の英文を使い、ハイフン語を分割すると35語から38語に変わる実例と、words・charactersの見分け方を紹介します。
提出要項の 500 words を「500文字」と読むと、カウンターの数字は永遠に合いません。ここで必要なのは 単語数。280 characters と書かれているときだけ 文字数 を使います。
それでもツール間で数語ずれることがあります。原因になりやすいのが well-structured のようなハイフン語です。英語の単語数カウントに同じ例文を入れ、設定を1か所だけ変えて差を確かめました。
例文はこちらです。
Learning to write clear English takes practice. A well-structured draft helps readers follow the idea, but over-long sentences can hide the main point. Re-check the word count, character count, and reading time before you submit.
最初の分岐はwordsかcharactersか
迷ったら、提出条件に書かれている英単語を先に見ます。英語の条件文では、この違いだけで見る数字が変わります。
wordsと書かれている: 「単語数」を見るcharactersと書かれている: 「文字数」を見るwithout spacesと書かれている: 「空白なし」を見る- 文字コードや容量の指定がある: バイト数も見る
英作文や英文レポートでは、たいてい word count が指定されます。一方、SNS投稿、プロフィール、広告文、フォーム入力では character count が上限になることが多いです。
| 指定の例 | 見る数字 | 使いどころ |
|---|---|---|
500 words or fewer | 単語数 | 英作文、レポート、要約 |
160 characters | 文字数 | プロフィール、広告文、SNS |
characters excluding spaces | 空白なし | 一部の応募フォーム、広告管理画面 |
UTF-8 200 bytes | バイト数 | 入稿、システム連携、CSV |
日本語の「空白込み」「空白なし」「改行なし」で迷っている場合は、文字数はどれを見るかを整理したガイドのほうが近い内容です。英語とは見るポイントが少し違います。
英語カウンターに英文を入れてみる
まず英語の単語数カウントを開き、入力欄に英文を貼り付けます。入力した文章はブラウザ内で集計され、サーバーには送信されません。
上の画面では、標準設定でこう出ています。ここで重要なのは、1つの英文から複数の数字が同時に出ることです。
- 主要統計: 単語数 35、文字数 229、空白なし 195、黙読時間 9秒、朗読時間 17秒
- 入力欄: 実際に数えている英文。ここを直すと数字もすぐ変わります
- 設定パネル: SNS文字数制限、カスタム上限、単語数の目標、読了速度、ハイフン語の扱いを変更できます
英語では半角スペースも文字数に入ります。without spaces と書かれていない限り、「空白なし」を最初の基準にしないほうが安全です。特にプロフィール文や広告文では、スペース込みで制限されるケースが多いです。
ハイフン語で単語数が変わることがある
英語の word count で意外とずれるのが、well-structured、over-long、Re-check のようなハイフン語です。短い課題だと、この差がけっこう効きます。
Mojisu Counterでは、ハイフン語を「1語として数える」か「分割して数える」かを切り替えられます。

この例文では、標準設定だと「単語数 35」でした。ハイフン語を「分割して数える」に変えると、well-structured、over-long、Re-check が分かれて、単語数は「38」になります。
どちらを使うかは、提出先のルールに合わせます。ルールが書かれていない場合は、両方を見て余裕を残すのが現実的です。
- 提出画面に専用カウンターがある: その数字を最終基準にする
hyphenated words count as oneとある: 「1語として数える」を使うsplit hyphenated compoundsに近い指定がある: 「分割して数える」を使う- 指定がない: 両方を見て、上限ぎりぎりにしない
150 words や 250 words のような短い課題では、3語の差でも地味に効きます。指定ぴったりを狙うより、5〜10語くらい余裕を残しておくほうが、提出画面とのズレにも対応しやすくなります。
文字数上限と単語数目標を一緒に見る
単語数だけ収まっていても、文字数で引っかかることがあります。短いプロフィール文やアプリ紹介文では、むしろ文字数のほうが先に上限へ届きます。
この例では、カスタム上限を180文字、単語数の目標を50語にしています。
- 文字数: 229
- カスタム上限: 180
- 超過: 49
- ハイフン語を分割した単語数: 38
- 単語数目標50語まで: 残り12
単語数はまだ余裕がありますが、文字数は49文字オーバーです。この場合は、単語を増やすのではなく、表現を短くします。たとえば a well-structured draft helps readers follow the idea は、文脈によっては a clear draft is easier to follow まで短くできます。
英語以外の文字や絵文字を含む文章、または入稿先からUTF-8やShift_JISなどの指定がある文章では、バイト数カウントも見ます。文字数は同じでも、文字コードによって容量が変わるためです。
読みやすさとよく出る単語も見ておく
単語数が条件内でも、読みづらい英文になっていることはあります。長い文が続いていたり、同じ単語ばかり出ていたりする場合です。
英語カウンターでは、「文章の詳細」「読みやすさ」「文字・バイト詳細」「単語の出現頻度」も見られます。

今回の例では、ハイフン語を分割した状態で、こう出ました。
- 文章の詳細: 文数3、段落数1、ユニーク語数35、語彙多様性92.1%、平均 words / sentence 12.7
- 読みやすさ: 72/100、ラベルは「読みやすい」、推定 Grade level は6.4
- 単語の出現頻度:
theが3回、countが2回。CSVで保存もできます
読みやすさスコアは、見直しのきっかけです。点数が高ければ必ず良い英文、というものではありません。専門的な文章なら低めに出ることもあります。
ただ、一般向けの説明文でスコアがかなり低い場合は、一文を短くする、主語と動詞を近づける、同じ単語の繰り返しを減らす、といった修正を試す価値があります。点数を上げるためというより、読み返したときに引っかかる場所を探す使い方です。
たとえば、次のような英文は文字数より構造が問題です。
We provide a solution that enables users to quickly and easily understand the important information that they need before they submit their final document.
短くすると、主語と動詞が近くなります。
We help users check key numbers before they submit a document.
変換機能は下書き整理に使う
右側の「変換」タブでは、大文字・小文字、コード向け命名規則、スペース・改行、検索・置換を操作できます。

たとえば、見出しをTitle Caseにそろえたいときや、コピーした英文に余計な連続空白が入っているときに使えます。ただし、変換は文章そのものを書き換える操作です。提出前の原稿なら、先にコピーを残しておきます。
特に気をつけたい点があります。
- 大文字・小文字変換は、固有名詞や略語まで変えることがある
camelCase、kebab-case、snake_caseはコード名やファイル名向けで、普通の英文には向かない- 「空行を削除」「重複行を削除」は、元の改行や重複も消える
- 検索・置換は、意図しない場所の単語まで変えることがある
日本語本文の空白、改行、原稿用紙換算、SNS文字数を見たい場合は、日本語の文字数カウントを使ってください。英語カウンターとは表示項目が違います。
ツールの35語は「提出結果」ではない
下書き中はMojisu Counterで、提出直前は提出先の画面で確認します。学校のLMS、求人フォーム、広告管理画面、出版社の入稿フォームは、それぞれ独自の数え方をすることがあります。
| タイミング | 見るもの | 目的 |
|---|---|---|
| 下書き中 | 単語数、文字数、ハイフン語の扱い | 条件から大きく外れていないか見る |
| 修正中 | 読みやすさ、平均 words / sentence、頻出語 | 長すぎる文や繰り返しを探す |
| 提出直前 | 提出先フォームの表示 | 最終的な採用数字を確認する |
Mojisu Counterの役割は、書いている途中に大きな超過や不足を見つけることです。提出値を決めるのはLMSや投稿フォーム側。今回の例のようにハイフン語が3つあるだけで35語と38語に分かれるため、上限ぴったりの原稿ほど提出画面での再確認が必要です。
数え方で迷いやすい細かい話
ピリオドやカンマそのものは、ふつう単語として数えません。Mojisu Counterでも、英字と数字のまとまりを単語として扱い、句読点は区切りとして見ます。
don't や writer's のようなアポストロフィを含むまとまりは1語として扱います。ハイフン語やアポストロフィの扱いはツールで少し変わるので、指定がない場合は両方を見て、上限ぎりぎりにしないようにします。
